【Insta 360 X5】X5とX4を比較何が変わった?暗所性能や360度カメラってどこで使う?使い所を解説

⚫︎【Insta 360 X5】X5とX4を比較何が違う?暗所性能や360度カメラってどこで使う?使い所を解説

360度カメラのコンスーマー向けカメラの最高峰フラッグシップ「Insta 360 X5」が出たので、まだまだ現役の前モデルX4との比較、そしてそもそもの「360度カメラの使い方」というか「使い道」を映像クリエイターが説明します。

<イントロ>

映像ディレクターのShunです。このブログやYouTubeでは、映像制作や撮影する時に役立つ情報について話したり、僕の撮影の裏側を公開したりしてます。僕の360度カメラ歴としてはリコーのTheta(シータ)というカメラやインスタ360の最初のモデル「ONE X」というカメラから始まり、結構長いです。

今回は、新しくなった360度カメラ、全天球カメラの「Insta 360 X5」が出たので全モデルのX4とどこが違うの?という所を実際に撮影して、ビデオを比較してみたいと思います。「撮影設定の方法とか編集の方法」はまた別の記事やビデオで解説するのでそっちを見てね。

この360度カメラ「Insta 360 X5」、コンスーマー向けの360度カメラとしては現在最高峰だと思います。8Kの解像度で撮影が出来て、その映像を見たり編集するアプリがとても優秀なので、皆が買える360度カメラのフラッグシップと言えば、これです。

<360度カメラとは?>

そもそもの「Insta 360 X5」、360度カメラをいうのは、全天球カメラと言われるカメラの周り360度全てを一気に撮影できるカメラの事。360度カメラ、全天球カメラで撮影したビデオは主に2種類の楽しみ方があって、①「360度VR映像」としても楽しめるけど、②普通の「四角い動画」として楽しむ方が主流です。

<X5とX4を比較、何が違う?>

360度カメラはその特殊性から、高画質が求められます。この「X5」は360度の映像全体が「8K」でそこから四角い映像を切り出す「リフレーミング」をすることが、主な使い方なので8Kの精細な映像が必要なんですね。全モデルの「X4」から8Kの映像撮影が可能になったんだけど、今回のX5も同じ8Kで「解像度」は同じなんだけど、センサーが少し大きくなっているので「解像感」は変わりました。「じゃあ、X4とX5どっちがいいの?」というと、結論どっちもいいカメラです。昼間撮る人や、360度カメラライトユーザーならX4で十分です。夜撮りたいとか360度カメラをめっちゃ使う人、映像にこだわる人なら「X5」かな。僕は夜の撮影をメインにしたい作品があるので、前回「X4」を買ったのが8ヶ月前だけど、「X5」買っちゃいました。

X4とX5の大きな違いは、センサーサイズと映像エンジンですね。そのおかげで暗所性能が上がったと言う感じで詳しく言うと↓のような感じ

「Insta 360 X4」1/2インチセンサー

「Insta 360 X5」1/1.28インチ大型センサー

(144%の感光面積拡大、13.5ストップの広ダイナミックレンジ)

最大360度解像度とフレームレートはX4もX5も同じ

8K30fps

5.7K+30fps

5.7K60fps

”トリプルAIチップシステムでは、Ace Pro 2でも採用された5nmプロセスAIチップに加え、専用プロイメージングチップ2基を新搭載。X4比140%の演算能力向上により、8K/30fps 360°映像のリアルタイム処理と5.7K/60fpsアクティブHDR撮影を両立いたしました。”そうです。

PureVideoモードはAIノイズ除去アルゴリズムとダイナミックレンジ最適化を連携させ、従来困難だった夕暮れ時や夜空の撮影でも鮮明な映像を生成可能になりました。暗所での色再現性とディテール保持力を大幅改善

2400mAhバッテリーで185分連続撮影を可能にし、X4比で37%の駆動時間延長を達成しました。急速充電で20分間の充電で80%まで回復するので追加のバッテリーもいらないかも。

<360度カメラの使い方、使い所>

今までの普通のカメラとかなり違う特殊なカメラの為、普通の人は「360度カメラってどう使うの?」と戸惑うかもしれません。「そもそもどの場面で使うのが良い?」と思うと思います。

結論、画質とアプリ編集がかなり簡単に出来るようになった現在の360度カメラは、「誰でも使える」「普段の記録やユーチューブ用、SNSに気軽に上げる映像を撮影できるカメラ」としてどこでも普段使いできるカメラになりました。

<映像クリエイターの360度カメラの使い所>

僕のような映像クリエイターとしての立場で言うと、「3メートルくらい飛ぶドローンの代わり」「撮影の舞台裏カメラ」「vlogカメラ」「旅カメラ」「超手ぶれ補正が効く、アクションカメラの代わり」として大活躍すると思います。昨今はドローンを気軽に飛ばせない状況になっているので、フェイクドローンショットを超長い自撮り棒などを使って撮れて、しかも「細かいコントロールが効く」ドローンとしては、めっちゃ優秀です。飛行の許可申請もいらないし、「飛ばしたい時に飛ばせる自由」が何より良い。「旅やVlogカメラ」としては、手ブレ補正がめっちゃ効く360度カメラの良さを存分に活かして、バリバリアクティブな旅や日常を切り取るvlogカムとして活躍してくれます。初心者やライトユーザーなら、AI編集を活用、プロやクリエイターの人なら、ガチ編集をするのも楽しいカメラです。

<Insta 360 X5まとめ>

360度カメラで8Kで撮影できて、夜も綺麗に撮れるようになったX5。普段使いから、クリエイターのツールとしてまで様々な用途で活躍してくれる、小さくて素敵なカメラです。僕もこれからいっぱい楽しんで撮影していこうと思います!


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