【配信&録音&MIX】ポッドキャストや生配信、マルチトラック録音も出来るZOOM L8が今でも激アツな件

生配信やポッドキャストの録音、YouTube用の簡単なナレーション録音、小さいバンドのデモ録音、XLRマイクを繋げるためのオーディオインターフェイス、カフェや小規模コンサートのミキサーとしてなど、様々な用途に使えるデジタル時代の音のまとめ役、「ZOOM L8」が安くてめっちゃ出来る子なので、紹介します。

<ZOOM L8の使用例>

様々な方がいるし使い方もあるので、ここでは僕の用途を紹介します。僕は「THE TALK SHOW」というYouTube番組に3人が出演するので、3人のタレントのマイク、さらにディレクターである僕の指示用のマイクの合計4つのチャンネルと電話をかけてくるリモートゲストに対応する為に5つくらいのチャンネルが必要なので、それをミックスしてくれるミキサー・オーディオインターフェイスとして使っています。その「ZOOM L8」をMacに繋いで、配信ソフトを通してYouTubeの生配信をしています。

その他には、ウェブCMやナレーション、ラジオのコメントなどを録音するのにも使っています。軽いので、移動してロケ先でも使ったことも何回かあります。僕は何より飛行機移動が多いので、軽さと気軽さを大事に生きているので「ZOOM L8」は僕の様なウロウロ系ディレクターには本当にもってこいのレコーダーです。他にも類似のポッドキャストミキサーのようなものもありますが、「ZOOM L8」が一番しっくりきます。

「ZOOM L8」の何が良いかって言うと、やっぱりアナログ感とツマミやフェーダーがいっぱい付いていてスタジオ感が出てかっこいいという気分的な所もあります。本物のPA卓のようにバーっと何チャンネルもフェーダーやレベラーが並んでいるわけではないけど、タッチスクリーンで何でも操作する「オモチャ感」より男子のワクワク心をくすぐるメカという所が良いですね。

<比較:値段と重さ>

ZOOM L8(¥34,800・1.56kg)」の他に録音、オーディオインターフェイス、複数人でのポッドキャストや生配信に使えるミキサーとしては「ZOOM P8(¥31,300・1.43 kg)」「TASCAM Mixcast 4(¥51,700・2.55kg)」「Rode Rodecaster Pro II (¥147,410・1.96kg)」などがあります。

それぞれ長所短所がありますが、値段と機能と軽さで言えば、「ZOOM L8」か「ZOOM P8」。マルチトラック録音をパソコンでしたい場合は「ZOOM L8」。「ZOOM P8」は2チャンネルのミックスになってしまうのでダメです。96kHzの最高音質で録音したい人は「ZOOM L8」一択です。高くても重くてもいいから満遍なく機能が欲しい人は「Rode Rodecaster Pro II」という感じですね。でも、「Rode Rodecaster Pro II」は48kHzまでしか録音出来ません。音楽関係で96kHzや48 kHz、マルチトラック録音もしたいという人は、やはり「ZOOM L8」が良いという事になります。

<比較:Bluetooth接続>

Bluetooth接続がどうしても必要な人は「ZOOM L8」はダメです。でもTRRSケーブルを繋げられるので、有線でスマホを接続してリモート会話ができるので僕はBluetooth接続の必要性は感じていません。映像の音のスタンダード48 kHzで録音したい人は「ZOOM L8」。「ZOOM P8」は44.1 kHz(音楽のスタンダードサンプルレート)だけしか対応してないので48 kHzは録音出来ません。ビデオポッドキャストを制作したい人、映像クリエイターの人は「ZOOM L8」ですね。

<比較:SDカード>

本体で録音する時にSDカードはL8、P8、Mixcast 4はSDカードですが、Rodecaster Pro IIはマイクロSDカードです。

タッチスクリーンに関しては、P8とMixcast、Rodecaster Pro IIですね。L8は物理ボタンがメインでメニューが確認出来る程度の小さなスクリーンがあります。

<比較:音質、ビットレート>

L8 : WAV 44.1/48/96 kHz 16/24-bit モノラル/ステレオ

P8 : WAV 44.1 kHz、16-bit モノラル/ステレオ

Mixcast 4: WAV(BWF): 48 kHz、24bit、2 chステレオ/14 ch Poly

Rodecaster Pro II:48kHz、32 Bit (USB1) 24 Bit (USB2)

<Zoom L8まとめ>

総合すると、音も良くてマニュアル操作が出来るし、96kHzや48 kHzでマルチトラック録音が出来て、価格も安い、でもスクリーンは小さいしUSB-Cで繋ぎたい時はアダプターをかませなくちゃ!というのが「L8」です。

音に関しては妥協がない事、タッチスクリーンじゃなくて物理ボタン「しかない」のではなく、物理ボタン「がある」事で、素早く操作できるというメリットに感じます。

「Zoom L8」とても良いポッドキャストやラジオ、録音用のミキサー&レコーダー&オーディオインターフェイスです。これから始まるラジオ・YouTube番組「アイランドラジオ」の収録にも使おうと思います!


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