しゅんです。今日は、DJI Ronin S 3 Miniの使い方、設定方法、そしてDJI Rs3 Miniに限らず、3軸のギンバル付きカメラスタビライザーを使ったショットの例を紹介します。
今では、「ジンバル」とか言って映像業界で浸透しているけど、本当に持っているだけで腕がもげそうなるくらい重かったRoninの初代を日本に来た時予約して買って使っていた日本でもRonin歴最長と言って良い僕が、Roninのかっこいいショット例などを交えてショットの案も提案してみます。
DJI RS3 Miniカメラスタビライザーの使い方の完全解説とショットの例
<もくじ>
DJI RS3 Miniの特徴
DJI Roninスタビライザーの設定方法
DJI Roninスタビライザーの使い方、オペレーションの基本やコツ
DJI Roninスタビライザーのかっこいいショット例
DJI Roninスタビライザーの使い所とは?
DJI RS3 Miniの特徴
850 g・積載量は最大2 kg・Sony α7S3と24-70mm F2.8 GMレンズといった大きなセットアップでも楽々・どの主要カメラメーカーのフルサイズミラーレスは載せられる・プロ向けの安定化性能・縦撮影横撮影対応・Bluetoothシャッターで手元のボタンで録画開始可能!・バッテリーの駆動時間は最大10時間・何より小さくて軽いのにパワフル!
DJI Roninスタビライザーの設定方法
次にRONINの設定方法を見ていきましょう。カメラを載せてバランスを取った後、Roninで設定をすると言う流れです。
- まずUSB-Cケーブルで充電して、ミニ三脚を付けます。
- 各モーター軸にあるロックを外します。カギのマークの付いているポッチを鍵が開いたマークに合わせます。(3軸なので3つありますよ。)
- クイックリリースプレートを本体から外し(ロックレバーを開けます)、プレートをカメラに装着し(手で回せるネジです!ドライバー忘れた時も大丈夫!!)、クイックリリースプレートを本体に装着します。(プレートのリリースレバーでロックします。)
つぎはバランスをとります。
- ティルト軸の水平バランスをとります。カメラのレンズが上を向くようにして、水平アームのロックレバーを緩め、アームを前後させてレンズを上に向けた状態でカメラが安定するバランスを探します。バランスが取れたらレバーをロック。
- 次に、ティルト軸の奥行きバランスをとります。カメラのレンズを前に向くようにして、垂直アームのロックレバーを緩め、アームを前後させてカメラがレンズを前に向けて安定するバランスを探します。バランスが取れたらレバーをロック。
- 今度はロール軸のバランスをとります。ロール軸のロックレバーを緩めて、右左とカメラが水平になるようにバランスをとります。バランスが取れたらレバーをロック!
- 最後に、パン軸のバランスです。ハンドルに一番近いパン軸のレバーをロックを外し緩めて、ハンドルを持ち横に傾けます。カメラが動いてしまう時は、パン軸を前後させてハンドルを右や左に傾けた際にカメラが動かなくなる所でバランスが取れたらレバーをロックします。
次は、電源ボタンを長押しして電源を入れます。「M」と書いてあるモードボタンとトリガー(銃で言う引き金みたいな所)を同時に長押しすると、Roninが「オートチューン」というキャリブレーションを開始します。これでRoninギンバルが自動でモーターのバランスを計算してくれます。バランスが取れていない時は、Roninが教えてくれます。
DJI Roninスタビライザーの使い方、オペレーションの基本やコツ
さあ、バランスが取れてオートチューンも終わったので、早速ギンバルを使って見ましょう!
Pitch, roll & yaw ( tilt, roll & pan) ピッチは、カメラのティルト軸です。上を向いたり、下を向いたりの軸。ロールは、ボートに乗って左右に揺れるイメージのカメラの回転軸。ヨーは、カメラムーブで言えばパンの左右にカメラを振る軸です。
<モード選択>
まず「M」と書いてあるモードボタンを押すと、パン軸のみにフォロー(PFモード)、パン&ティルトのフォロー(PTF)、パン&ティルト&ロールの(FPVモード)の3つのモードを選べます。シーンに合わせて選びます。フォローの速度もタッチパネルから選べます。
<トリガーの使いかた>
トリガーは引き金の部分ですね。基本操作としては、トリガーを二回タップすると正面に戻ります。三回タップすると自撮りモードでカメラがオペレーター側にむきます。また二回タップして、正面に戻りましょう。
トリガーを押したままで、ロックモードになります。ロックモードではハンドルを動かしても、カメラが同じ方向を向いたまま固定されます。
トリガーとMボタンを同時に押すとオートチューンでカメラバランスを自動で取ってくれるので、撮影シーンの合間ごとにこれを行うとバランスが綺麗に保たれたまま撮影ができます。
<フロントダイヤルの使い方>
フロントダイヤルは、カメラとRoninがBluetoothで繋がれた状態で、ズームができるようになります。
<ジョイスティックの使い方>
ジョイスティックでもパンティルト方向にギンバルを動かすことができます。が、僕はほとんど使いません。三脚に載せた時とかに使います。
<Mモードボタンの使い方>
押すとモードを切り替えることができる。長押しすると、スポーツモードという動きの早いモードにできる。
<Roninオペレーションの基本>
ハンドルと折り畳んだ三脚部を両手で握って、体の体幹(コア)に近い場所で持ちます。手を伸ばして持つと手が疲れるし、安定しません。
ローアングルやハイアングル、長時間の撮影などをする場合は、ショットに適した追加のハンドルを使ったり、カメラサポートシステムを使うと疲れません。撮影後に手が痛くなったり、腰が痛くなったりしないような撮影の仕方、そして適度な筋トレもいいです。撮影者の健康を第一にして楽しくかっこいいショットを撮りましょう。
Roninを持って歩く時はカメラが上下しないように、ステディカムウォーク=ニンジャウォークで腰を低めにして膝のクッションを使いドローンショットのようなスムーズな動きをします。
<縦型動画を撮りたい邪道なカメラマンの為に>
①カメラ下のクイックリリースは二層式になっていて、赤いレバーが付いている方を緩めて、カメラを外します。
②赤いレバーを緩め取り外した後の何もついていない水平アームの銀色のレバーを緩めてアームごと外します。
③赤いレバーのクイックリリースの付いたカメラを垂直アームにマウントします。赤いレバーを締めて完成です。
DJI Roninスタビライザーのかっこいいショット例
カメラスタビサイザーを使った(ギンバル・ジンバル)ショットの基本
- Push-in & Push-out (ドリーイン&アウト)
- tracking shot (side tracking / lead / follow)(トラッキングショット)
- Orbit shot /Arc shot (オービットショット)
- Boom shot/crane shot(クレーンショット)
- Pan & Tilt shot (パン、ティルトショット)3脚の基本の動きをギンバルで
カメラスタビサイザーショットで構成した映像の例
<DJI RS3 Mini 使い方・dji rs3 mini バランス調整・DJI RS3 Mini 設定・>
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